2025.08.25
イベント
国内初!!最大1270㎏吊MRPT1611LDC3を納品しました。
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出荷前にアメリカへ!!
この度初めて国内(四国)のお客様に
MRPT1611LDC3を販売しました。
今回初輸入とのことでオーダー品完成時に社長と常務が数年ぶりにパワーグリップ社(アメリカ)へ行きました。(取引は約60年)
パワーグリップ社の吸盤機は職人不足や、
職人の負担軽減、職人の安全を守るために現在、
硝子業者以外にも幅広い業種の方々に
ご好評をいただいております。
また、ハンドポンプ式の吸盤も古くから
硝子業者へ親しまれている商品です。
パワーグリップ社はアメリカのモンタナ州に工場があります。
自社で梱包用の段ボールの製造、
パットのゴムの成型等様々な作業を行っており、
新商品の開発、設計、製造、出荷までの流れを
ほとんど自社で行います。
新製品の開発も進めているみたいですので、
発売になれば皆様へご案内させていただきます!!
当社はパワーグリップ社の商品を国内に入荷後
全数点検を行い皆様へ出荷させていただいております。
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輸送用梱包荷姿
MRPT1611LDC3は木箱で出荷されます。
【大きさ】
幅162.56㎝
長さ241.3㎝
高さ76.2㎝
【重さ】
約850㎏(ウエイト込)
サイズ的にはかなり大きいとは思いますが、
個人的に1t吊の機械としては
スリムな印象を受けました。
フォークリフトやクレーン等で荷卸し可能です。
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延長アームの伸縮も簡単!!
MRPT1611LDC3は延長アームの伸縮や
パット位置を変更することによって
16種類の形状に変更することが可能です。
また、延長アームの伸縮やパット位置の変更も
吊った状態で1人で容易にできます。
私も実際に通常の状態から写真の状態まで
変形させましたが、作業時間は1~2分程度でした。
これまで国内で見てきた1t以上を吊れる機械は、
とにかく大きい施工機か、そこまで大きくなくても
延長のアームを別途取り付けて吊るタイプが多く、
延長アームも重たい為取り付けに人数や時間がかかる
といった物が多かった気がします。
人数や時間がかかるとその時間を省きたくなり、
危険作業に繋がると思いますので、
この機械で危険作業が減ればと思います。
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様々な機能を使って安全・安心に施工を!!
MRPT1611LDC3は手動回転、自動チルト機能に加え、
カウンターバランサーにより積載物の立ちを
修正する機能もあります。
回転はボタンを押すとラッチが上がり、手動で回転できます。
チルトはボタンを押すと自動でチルトします。
完全にチルトするまで30秒~45秒かかります。
積載物の立ちを修正する為にはカウンターバランサーを使用します。
ウエイトは最大16個(約20㎏/個)取付可能です。
1tを超えるガラスは積載物の下端を押し込んで
施工するにも人数がいります。
また、重量物の為危険が伴います。
この機械を使用すればカウンターバランサーを使用することで、
安全に積載物の立ちを修正することが出来ます。
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1番は安全!!事故なく施工を!!
MRPT1611LDC3は1tを超える積載物を
施工することが可能です。
言い換えると事故の規模も大きくなります。
場合によっては誤操作で
死亡事故に繋がる可能性も出てきます。
この機械はより安全に使用する為に
いくつかの安全機能が付いております。
①積載物を吸着後吊上げたままの状態では
脱着ができません。
本体に自重を測定するセンサーが取り付いており、
機械に荷重がかかっている場合は
脱着が出来なくなります。
誤ってボタンを押してしまい脱着するのを防止します。
②偏芯に積載物を吊っていると
回転ラッチが上がらなくなります。
左右均等に吊っていない状態で回転ラッチを上げると
勢いよく重心のかかった方向へ回転します。
その為左右どちらかに荷重が偏っている場合
ラッチが上がらず回転できなくなります。
③カウンターバランサーを出した状態では脱着ができません。
カウンターバランサーにより立ちを修正している場合、
ガラスを吊った状態から何も吊らなくなった状態に
なると脱着時カウンターバランサー方向に勢いよく
機械が傾きます。
その為カウンターバランサーを格納しないと
脱着ができないようになっております。
建築業界では人材不足や事故等様々な問題を抱えております。
その中で機械の役割は大きいと思っております。
そのような機械を販売する当社としては
今後もより安全、安心して使用していただけるように
メーカーと試行錯誤を重ねより良い製品を
国内に販売していく予定です。
ご不明点やご要望がありましたら
当社営業までご連絡お願いします。